秋です、「新米」の秋です。
「新米」が 田んぼから 採れたばかりの「お米」とわかっていても
だから 「新米」って 今まで食べていたお米と どう違うの? (^^)?
1番目に 「お米」に 含まれる水分が多いです。
たとえば レモン(ちょっと 形 似てるので?)は 買ってきたばかりの
新鮮なうちは 汁が あふれるばかりで いい香り~♪
しかし、いつの間にか忘れて あら~
外見では あまり変わらないけど、 中身はカスカスに…
ちょっと 極端ですが 同じことなのです。
だから、炊く前に 水分を吸わせる「お米」は 新鮮な「新米」のうちは
水加減が
いつもより 少なくていいのです。
(最初から 水分を いくらか 含んでいるから、
そして 内容がまだ若く成熟してないからですね)
昔は ご存知のように天日で 干して乾燥してましたが、
今は ほとんどが 機械です。
したがって 昔ほど 極端に水加減に 気をつけることは
無くなりましたが 最初に炊く時は 水加減に気を配れるといいですね。
では、お米は 一年もたつと カスカスになちゃうの?
いえ、極端なことを しなければ (南極に置きっぱなしとか…笑)
常温で 大丈夫です。
採れたての「お米」でも 2~3ヶ月もすれば 水分や内容が 安定してきます。
(成熟といえば わかりやすいかな (^^ゞ)
レモンとは違う、保存食の強い所ですね。

現在では しっかり温度や湿度管理等の行き届いた「古米」なら
味の劣化も最小限に とどめられています。
※営業用の「お米」は 利用する目的によって、「新米」を嫌い
わざわざ「古米」を使うこともあります。繊細な「お寿司屋さん」なども
炊き加減の不安定な「新米」より「古米」を上手に炊かれて
段々と「新米」へと移行されたりします。
あら~残念ながら 時間ですよ、おかみさ~ん(ちょっと古い(^^ゞ)
次回 「新米」をどう食べる②に つづく。